2022年06月27日

地域の方が、西小学校の子どもたちに命の大切さについて考えてほしいという願いで「はるかのひまわり」の苗を送ってくださいました。

子どもたちには「はるかのひまわり」について以下のように話しました。

１９９５年、今から２７年前の１月１７日朝５時４６分ごろ、阪神淡路大震災という大きな地震があり、たくさんの建物が壊れ、たくさんの人が亡くなりました。その地震のあった年の夏、神戸市のある空き地にひまわりの花が咲きました。そこは、かつて阪神淡路大震災で天国に旅立った小学校６年生のはるかちゃんが住んでいた家があった場所です。隣の家で飼っていたオウムの餌のひまわりの種が、芽を出して花を咲かせたのです。ご近所の人たちが、そのひまわりを「亡くなったはるかちゃんのひまわり」と呼び、はるかちゃんのように地震で亡くなった人たちのことを、みんながいつまでも忘れないようにしてほしいという願いを込めて、そのひまわりを育て全国の人に種を配りました。そのひまわりが、「はるかのひまわり」です。

この「はるかのひまわり」は、職員玄関前の花壇に植えてあります。夏に向けて大きく成長してきれいな花を咲かせてくれると思います。その日を楽しみに、みんなで水やりなどをして大切に育てていきたいと思います。

また、この地域の方から、コスモスやあじさいなどのお花もいただきました。ありがとうございました。