川辺の自然を学ぶ(3・4年生)
2024年09月10日
この日、地域の講師の方お二人に来ていただき、3年生、4年生がそれぞれ「川辺の自然」についてのお話しを聞きました。前半は川辺町に生息する生き物について、後半は植物について写真を交えて教えてくださいました。
川辺町に実際に生息している鹿の話では、川辺北小学校のすぐそばで見つかったという鹿の角を見せてくださいました。
植物については、川辺町に2~3本しかないという「多羅葉」という木の葉っぱについてお話ししてくださいました。
この葉っぱにとがった物で書くと文字や絵が浮かび上がり、昔は通信手段として使われていたそうです。言ったことを葉っぱに書くから「言葉」。葉っぱに書いたから「葉書」という語源になった木だそうです。子どもたちは実際に葉っぱに文字や絵をかいてみました。
また、「刀の木(鷹の爪)」の話しもしてくださいました。春先の成長期に採取した枝をこすると、皮と幹の部分が簡単に分かれて、皮の部分を刀のさやのようにすることから、子どもの頃はこの木を使って、よく刀を作ったと教えてくださいました。
子どもたちは自然豊かな川辺のことを知ることができ、とても勉強になりました。
ありがとうございました。